いつもの坂道や階段がいつもより少し辛く感じられたとき、ふと立ち止まって「あとどれくらいあるんだろう」と考えた瞬間に、年齢を実感することがあります。
年を重ねることで得られる豊かさもありますが、同時に新しい悩みや課題と向き合うことも必要です。
60代、70代を迎えて、セカンドライフを満喫している方もいれば、健康や経済的な不安を感じている方もいることでしょう。
70代になって分かる70代の暮らしの現実。趣味、健康、経済事情、未来へのまなざしなどを考えてみます。

70代の健康事情は元気と悩み、両方が共存する日々
70代になると健康に対する関心がさらに高まります。
内閣府の調査によると、健康状態を「良い」と答える人は60代に比べて減少傾向にあるようです。
しかし、一方では日々の運動や栄養バランスの良い食事を通じて、心身ともに若々しさを保ち活動的に過ごしている方も少なくありません。
健康管理は個々のペースで無理なく続けることが重要です。
60代、70代の楽しみ
趣味や旅行、新たな挑戦が生き生きとした生活を支える
夢だった海外旅行、ガーデニングや手芸といった趣味、さらにはスマートフォンやインターネットの活用と、60代から70代の楽しみは幅広いものがあります。
ソニー生命保険の調査でも、旅行は特に人気の高い活動の一つであり、仲間との思い出作りになっているようです。
新しい挑戦を続ける意欲が、充実した生活への鍵となっています。
70代のお財布事情
年金を中心に、個々の努力が見える
収入の多くを年金に依存している70代ですが、貯蓄額や生活水準は個人差が顕著です。
医療費の増加や物価上昇への対策として、資産運用や計画的な貯蓄を行う人もいれば、質素ながら充実した生活を送る方もいます。
安心して暮らせる老後を目指すために、自分自身の経済状況を把握することが必要不可欠です。
60代から70代の人間関係
家族や友人との絆が生きる力に
家族との絆は、いくつになっても大切ですが、70代にとってかけがえのない存在です。
子供や孫と過ごす時間はもちろん、趣味や地域活動を通じて新しいコミュニティに参加し、人々との交流を楽しむ方も増えています。
孤独を防ぎ、豊かな時間を過ごすための秘訣は「つながり」を大切にすることです。
70代の未来へのまなざし
不安を乗り越え、希望に満ちた日々を
70代になると、健康や経済面での不安が頭をよぎることもありますが、悲観だけにとらわれるわけではありません。
新たな挑戦や夢への希望を抱き、セカンドライフをより良いものにする工夫が大切です。
日常的な健康管理や将来への備えを心がけながら、自分らしい70代を歩むことが必要です。
まとめ
70代の暮らしは、実に多様なものです。
アクティブで充実した方もいれば、悩みを抱える方もいますが、共通して言えるのは、人生を一歩ずつ歩み続けていることでしょうか。
健康を大切にし、楽しみを見つけ、人とのつながりを築きながら、それぞれの70代を充実させるためにどうすればいいのか。
60代から70代になった今、あっという間に過ぎてしまう時の流れの速さを感じています。
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