アパート暮らしもあっという間に10年が過ぎた。
人生は自分が考えた通りになるようだ。何も考えなかった人は流されるままに生きたと思う。
人生で何か問題が起きた時に、それを解決しようと考えて行動すれば、その通りになる。
アパート暮らし家賃の問題を解決できた
10年前に今のアパートに引っ越ししてきた時、家賃代が3万9千円で共益費が3千円の合計4万2千円だった。
あなたがアパート暮らしなら、家賃のことを、どう考えているのだろう。
2年に一度の、アパートの家賃の更新時期になると、家賃の値上げがあるんじゃないかと心配になるかも知れない。
それから、60代を過ぎると、アパートへの入居も簡単ではないらしい。
お金のあるなしに関係なく、高齢者の住宅リスクのひとつに「年齢を理由に賃貸物件を借りにくくなってしまう」という問題がある。
実際のところ、一定以上の年齢になると、特に単身者の場合は入居審査に通りにくくなってしまうこともあると聞く。
家賃の更新時期は必ずやってくる
私は今年は更新の年だった。今年は物価も上がり、家賃も上がるのではないかと思っていたら、現状維持のままだったので安心した。
年金暮らしと言っても年金は9万円ほどだから、家賃の4万2千円は大きい負担なのである。
年間で50万4千円、10年間で504万円、家賃の更新料もあるので、523万5千円だ。
もしこれからあと10年アパート暮らしをすると、同じように家賃代が必要なのである。
しかし年金があるので、家賃の問題は解決したようなものだ。
アパート暮らしの生活費の問題を解決できるのか
年金から家賃代を払っても、まだ残り5万円の年金があることはありがたい。
ただ老後になると医療費が増える。
「不足分は稼げば何とかなるだろう」と考えていたのが、年金をもらった61歳の時だった。
実際60代は考えていた通り何とかなった。
一人暮らしなら家賃を払えれば、月7万円もあれば余裕で暮らせるが、月2万円の不足だ。
月2万円と聞くと目先は何とかなりそうだが、25年後の80代半ばまで生きると、600万円は必要なのだ。
そういった「老後のお金のことを何とかしたい」と考えて60代を過ごしていた。
年金があるとアパート暮らしの未来は明るい?
年金があったので、雇われる働き方をせずに、好きなホームページ作りで収入を得ながら、60代は何とかなった。
そして10年が過ぎて、あと15年分くらい何とかしようと、360万円の貯金ができて、アパート暮らしで生活できる未来が見えた。
これなら意外といけるかもと思えたが、アパートの一階に住んでいないと、いずれ階段を降りるのが、つらくなることも考えておかなければならない。
そのための引っ越し資金として、10年、15年先のインフレ事情を見据えながら、新NISAで毎月2万円のつみたて投資を始めている。
70代、80代を生きるのは、思っているほど楽ではないのかも知れない。
まとめ
人生の負け組の私が、60歳で貯金ゼロになった身としては、60代でこういった末路はまだ幸せな方だ。
私は、これからもアパート暮らしが続くが、お金のことで悩まない生き方を目指している。
どうなりたいかを考えて行動すると、自分の思った通りになるから不思議だ。
「60歳一人暮らし老後資金ゼロの恐怖からの脱出経験」を読んでいただければ、自分の思った通りになる意味が分かるかも。
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