「だから、ひとり暮らし」気が付けば50年が過ぎていた

ひとり暮らし50年の時の流れ

有り余る時間と自由があるひとり暮らしの老後。足りないのはお金だけ?

ひとり暮らし50年のベテランが、日常をブログを通じて発信しています。いわゆる初心者ブロガーとして、年金で不足する分を稼ごうと思ったのです。

50代からの働き方や生き方を、自分の言葉で書いて投稿してみたのですが、あきれるほど読んでもらえませんでした。

最初は『Google AdSenseで老後のお茶代くらいは稼ぎたい』という意識だったのですが、今ではほぼ趣味で書いています。

ブログに関心を持たれないと同じように、私に関心を持ってくれる人がいなかった「だから、ひとり暮らし」なのです。

ひとり暮らし

50年間ひとり暮らし結婚願望も消えた

ひとり暮らしを始めたのは、20歳のとき。いずれは結婚するんだろうなと思っていたのに、なぜかうまく行かない。まさか50年も一人暮らしをするとは思ってもいませんでした。

結婚はしたいと思っていたのに、結局は70歳までひとり暮らし。

特に寂しさもなく、50年間ひとり暮らしができたのも、一つの才能だと感じています。

ひとり暮らしもまた人生なのですが、時々なぜなんだろうと考えたこともありました。

結婚を考えて出会いを求めた時「三高」の時代で、高身長・高学歴・高収入でないと、相手にされないのです。

出会ったかなと思っても、低身長・低学歴・低収入では「どうでもいい人」としか見てくれなかったような雰囲気を感じました。

私に関心を持ってくれる人に出会えなかった「だから、ひとり暮らし」なのです。

人との出会いも人生もタイミング。
努力、才能、環境、人とのつながりなど、様々な要素が人生に影響を与えます。

しかし、良いタイミングで出会わないとうまくいかないもの「だから、ひとり暮らし」なのかも知れません。

お金のことを考えたら結婚願望も消えた

結婚するためには、お金ってすごく大事なことなのだと気づいて、お金のことを考えた時から、精神的な苦労が始まったのです。

次第に結婚願望もなくなって、ひとり暮らしで自由に生きることを優先するようになってきました。

それまでに得たスキルを活かすこともできず、楽な仕事を探すようになると、給料も下がる一方で負け組確定の生き方になってきました。

転職を繰り返しても、生活はよくなることもなく、50代で12時間の仕事を派遣で見つけて、頑張ってみたのですが、結局は派遣切りにあって挫折感を味わったのです。

50代後半で無職になって、ひとり暮らしで良かったとさえ思え、自由な生き方を考える日々が続きました。

ひとり暮らしの老後を年金とネット収入で生きる理由

60歳を目前にして再就職も考えたのですが、それはやめようと思ったのです。

どこかに就職すると確かに収入は安定しますが、また時間に縛られた不自由な生き方になります。

もうすぐ60歳になる時、誰かに管理される生活ではなく、ひとり暮らしならもっと自由に、自分のスキルを生かして稼ぐ方法を考えたほうがいいと思ったのです。

それに、私の場合61歳から厚生年金の受給資格があったので、年金を当てにしながらホームページ作りを始めました。

一緒に国民年金を繰り上げて受給したら9万円ほどになり、家賃代を払ってもひとり暮らしならなんとかなると思えたら、「好きなことで生きる」という選択が、希望となってきたのです。

自由に生きる人は、楽しいこと、好きなことを見つけないと辛い生き方になります。

ただ生活するために働くひとり暮らしだと、老後を生きる気力が奪われていくのです。

だからこそ、好きなことで少しでも心に刺激を与えて、脳みそを楽しませる。それが私にとっては「ホームページ作りやブログで稼ぐ」だったわけです。誰にでもそういうものがあると思います。

老後のお金と働く選択肢

60代で興味があるのは老後のお金に関することで「どうやって生活しているのか」「年金」「老後の生活が不安」という話題です。

あなたも老後のお金のことが気になると思います。私も60代以降を、年金9万円だけで暮らせるのか不安でした。でも、なければないなりに生きていくしかないのです。

それでも小さく稼ぐ方法なら、あきらめずに探せば結構ありますし、近所のスーパーなどのパートの募集は結構あります。

でも、転職サイトやハローワークみたいな、たくさんの人が応募するところで探そうとすると、ライバルが多すぎて難しいのではないでしょうか。

稼げるスキルを磨いておく生活防衛の手段になる

できるだけ若いうちからひとり立ちできるスキルを、複数身につけておくことです。

私は会社員時代は印刷関連の「写真植字」「版下製作」等を経験しましたが、パソコンの登場によって市場から消えていきました。

その経験と知識を活かせたのが「ホームページ作成」で、好きなことだったのです。

世の中から消えたスキルでも、それを生かす方法はパソコンとインターネット環境の中にありました。

スキルを応用する場は、年齢を重ねていたとしても、きっと見つかると思います。

貯めることも大切、稼ぎ続けることも大切だ

貯蓄を増やそうと、証券会社の人に勧められて投資信託を始めた人もいるかも知れません。

新NISAが話題となり、今は投資が基礎的な生活防衛の手段と思われています。しかし、老後からの投資に対する過信は禁物です。

投資に絶対安全なものなどありません。自分がよくわからないことに手を出すと、たいてい痛い目を見ることになります。

どれだけ貯蓄があろうと、それを取り崩すだけの老後は心配が尽きません。

それならば本業での仕事があるうちに、自分の得意なこと、好きなことで個人事業主、フリーランスとして稼げるスキルを磨いておくのも、老後からの生活防衛の手段になると思うのです。

まとめ:ひとり暮らしより二人暮らし

ひとりでは作れない幸せな思い出も二人でなら作れます。今の時代、『コスパが悪いから結婚しない』という話を聞きますが、それは本心ではないかも知れませんね。

人生の選択肢が増えた現代、ひとり暮しをするライフスタイルがあってもいいのは確かです。

できることなら、本当はパートナーと生きたい、家庭を持ちたいと思っているのに、それがかなわない理由が、経済状況や社会的な環境にあるとしたら。

その問題を解決するのは容易ではありませんが、何とかしなければならない大きな課題です。

私はひとりで過ごした時間が長く、自由を求めた生き方が好きになりました。だから、一人暮らしでもやっていけるのだと思っています。

やはり「人は考えた通りの人間になる」60代になって気づいた実感!

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