「今さら」じゃない!60代からの新NISAで始める老後資金づくり|年金だけじゃ足りない?

シニア夫婦

「投資はギャンブル」という言葉にドキッとした方は、もしかしたら老後資金に不安を感じているかもしれません。

2024年新NISAが話題となり投資を始めてみたものの、8月の日経平均大暴落で、慌てて株や投資信託を売ってしまった方もいるのではないでしょうか。

でも、ちょっと待ってください!

投資で資産を形成できない人は「投資はすぐ損をする」「やっぱり投資はギャンブルだ」と決めつけてしまいます。

一方、投資で資産を増やしている人は、全く違う考え方を持っているようです。

60代からの新NISAで始める老後資金づくり

「投資なんて今さら始めても意味がない」と思っていませんか?

NISAは、国民の資産形成を応援する国の税制優遇制度で、投資から得た利益に税金がかかりません。新NISAでは、非課税保有限度額が1,800万円までとされており、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの投資枠があります。

実は、60代の新NISAの認知率は85.2%、利用率は19.4%で、60代や70代から新NISAを始める人は意外と多いのです。

年金に加えて、コツコツと投資を続けることで、80代からの生活を支えるための資金を作れる可能性があります。

老後にお金を使うとしたら「投資とギャンブル」どちらに可能性を感じるでしょうか。

この記事では、投資に対する考え方を変えて、老後資金づくりを始めるための考え方をお伝えします。

なぜ投資は「ギャンブル」だと思われがちなのか?

私は2024年新NISAが話題となり投資を始めたのです。8月に起きた日経平均の大暴落の時、「投資はすぐ損をする」やはり、投資はギャンブルだと言う人もいました。

投資で資産を形成できない人は「投資はすぐ損をする」「投資はギャンブルみたいなもの」と恐れています。しかし、投資について学び、資産を形成した金持ちは、全く「投資」についての考え方が違うようです。

投資とギャンブルの違い

投資とギャンブルは、どちらもお金を増やすことを目的としていますが、その性質は大きく異なります。

投資は、企業や事業の成長に資金を提供し、その見返りとして利益を得る行為です。

一方、ギャンブルは偶然性や運に頼って利益を得る行為です。

投資は、長期的な視点で資産を増やすことを目指しますが、ギャンブルは短期的な利益を追求します。

投資初心者が陥りやすい誤解

投資初心者は、短期間で大きな利益を得ようとして、ハイリスクな投資に手を出してしまうことがあります。

その結果、損失を被り、「やっぱり投資はギャンブルだ」と感じてしまうのです。

しかし、投資は本来、長期的な視点でコツコツと資産を積み上げていくものです。

金持ちと貧乏人の「投資」に対する考え方の違い

金持ちは投資をすることで「お金を増やせる」と信じているのに、貧乏人は投資をすることで「お金を失う」と信じているという話を聞いたことがあります。

お金を増やすには、考え方を金持ちの思考に変える必要がありそうです。

金持ちと貧乏人の「投資」に対する考え方の違いについて紹介します。

金持ちの考え方

金持ちは、投資を「お金を増やすための手段」と考えているので、長期的な視点 で投資を行い、複利効果を最大限に活用しています。

複利効果とは、運用で得た利益を再び投資することで、利益が利益を生み、雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。

例えば、100万円を年利5%で運用した場合、1年後には105万円になり、この105万円をそのまま運用すると、2年後には110万2500円になります。

このように、利益が元本に組み込まれていくことで、雪だるま式に資産が増えていくのが複利効果です。

また、リスク管理を徹底し、分散投資を行うことで損失を最小限に抑えています。

貧乏人の考え方

一方、貧乏人というより、お金や投資についての教育を受けていない人にとっては、投資を「お金を失うリスクの高い行為」と考えて、短期的な利益に目を奪われ、感情に左右されて投資をしてしまう傾向があります。

その結果、「それ見たことか。投資はすぐ損をする」やはり、投資はギャンブルだと考えて、慌てて株や投資信託を売ってしまい損失を被り、「やっぱり投資は怖い」と感じてしまうのです。

 

60代・70代から始める新NISAで老後資金は作れる?

金融庁の調査によると、2024年から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)の口座開設者の割合は3割を超えて、老後資金に対する関心の高さがうかがえます。

新NISAの利用者
(出典元:日本経済新聞の新NISAの利用者、7割超が運用益確保より)

60代・70代から始める新NISAに期待すること

年金がある場合でも、働けるうちは働いて収入が得られます。しかし、働けなくなった場合は、年金と貯金の取り崩しで生活しなければなりません。

いつまで貯金が持つか不安だと思います。そこで、60代や70代からでも、10年先や20年先を見据えた努力はしておきたいですね。

毎月2万円のつみたて投資で老後資金は足りる?

毎月2万円のつみたて投資を、60代から20年間続けた場合、約700万円の資産を形成できる可能性があるということです。

ただし、これはあくまで目安であり、実際の運用成果によって異なります。

将来、年金と投資を組み合わせることで、ゆとりのある老後生活を送るための資金を確保できる可能性があることを信じたいのです。

日本のインフレが加速する中で、何もしないまま80歳を迎えるのか、それともやれることはやっておくのか。それは80歳になった時でなければ分かりません。

長生きをした時、老後の最後のリスクはお金ですから。

 

まとめ:投資に対する考え方を変えて安心な老後

投資に対する考え方を変えることで、60代からでも年金で不足する分くらいの老後資金を作れる可能性があります。

大切なのは、長期的な視点 でコツコツと投資を続けることです。

私は69歳から、とりあえず新NISAで毎月2万円のつみたて投資を始めてみました。

投資に対する考え方を変えて、安心な老後を目指し、70歳から今後10年から15年くらいを目標に投資を続ける予定です。

年金と貯蓄だけでは不安になる80代あたりからの、家賃分を補うくらいの可能性を目指しています。

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