「ついこの間、お正月を迎えたばかりだと思ったのに、もう桜が咲き始めた。」
年齢を重ねるごとに、時間の流れが速く感じられるという方は多いのではないでしょうか。
日々の充実感、加齢による変化、そして心理的な要因など、時間の感じ方には様々な要素が複雑に絡み合っているようです。
時間の流れが速く感じる理由は何なのか、より豊かな時間を過ごすために日々考えて生活していますか。

年齢と時間の関係を知るジャネーの法則
フランスの哲学者・心理学者であるポール・ジャネも時間の速さが気になったのでしょうか?「ジャネーの法則」を語っています。
ジャネーの法則とは、若い頃と比べて、歳をとった方が時間の流れが早く感じることを説明した理論です。
つまり、年齢を重ねるごとに、1年という時間の相対的な長さが短くなり、結果として時間が速く感じられると考えられています。
このように人は誰でも、時間の過ぎる速さが気になってくるということでしょうか。
生活の変化と時間の感じ方
70歳を超えると、若い頃と比べて生活環境や活動範囲が変化してきました。
定年退職や子どもの独立などにより、日々のルーティンが単調になると、新しい刺激が減少し、時間の経過が速く感じられることがあります。
一方で、趣味や新しい活動に積極的に取り組むことで、充実感が増し、時間をより豊かに感じられる可能性もありますが、やはり時間の過ぎるのが速く感じるのです。
そして、私は一日の中で午前と午後では、午前中が好きなのですが、あなたはどうでしょう。
時間の感覚は心理的な要因なのか?
私はテレビ、インターネット、YouTubeなど、情報過多な現代社会で生きています。常に何かしらの情報に触れている状態です。
このような状況下では、脳が常に刺激を受け、時間の経過を意識しにくくなることがあります。
自由な時間が増え、好きなことに没頭できるようになったことも、時間の流れを速く感じさせる要因の一つと考えられるかも知れません。
何かに熱中しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
情報過多な時代を生きていると、世の中のことに興味関心が尽きないので、暇を感じることもありません。
季節の変化と時間の流れが生きている実感
四季折々の変化は、時間の流れを意識する上で重要な要素です。
桜の開花、紅葉、そして冬の訪れなど、季節の移り変わりを感じることで、生きている時間の流れを実感することができます。
しかし、その変化の美しさが、時に過ぎ去る時間の速さを感じさせ、寂しさを覚えることもあるのです。
過ぎ去る時間の速さを感じるのは、私だけではないと思うのですが、60代、70代になって、あなたは時間の感覚についてどう感じているのでしょうか。
まとめ
時間の流れを速く感じるのは、加齢による生理的な変化だけでなく、生活環境や心理的な要因も大きく影響しています。
日々の生活に変化を取り入れたり、新しいことに挑戦したりすることで、時間の感じ方を変えられるかもしれません。
また、季節の移り変わりを意識したり、自然の中で過ごしたりすることも、時間の流れをゆっくりと感じるために有効です。
年齢を重ねるごとに変化する時間の感じ方と上手に付き合いながら、より豊かな時間を過ごして行こうと思っています。
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