自由に生きる一人暮らしの末路
「毎日が変わりない日々の繰り返し」だ!
自由に生きる一人暮らし月の支出11万円年金では足りない
「現在の年金額について満足しているか」の問いに、多くの人が「満足していない」と回答するだろう。
その理由として、「年金が少なくて生活するのに苦しい」と思うからだ。
でも、もらえる年金額は、自分がこれまで納めてきた結果なのだから……。
しかし、会社勤めをしていても賃金は上がらず、給料が安かったというのも原因の一つではある。
働き方に問題があったのか、それとも、生き方に問題があったのか。
自由に生きる一人暮らし「ほぼ毎日が変わりない日々の繰り返し」に慣れてしまった。
賃貸住宅に住んでいるため、月々の家賃を含めるとひと月の支出は約「11万円」。月の年金9万2000円では毎月2万円ほど足りない。
節約をしながら毎日が変わりない日々の繰り返し
70歳目前の現在は、ほぼリタイアしていて、年金以外の収入は2万円くらい。
年金とわずかな収入で生活し、足りない支出については「貯蓄を取り崩して」賄っている。
自由に生きる一人暮らしの生活は年金とわずかな収入だが、「ほぼ毎日が変わりない日々の繰り返し」を5年以上続けていたら、こういった生活に慣れてしまったようだ。
老後の一人暮らし、そして限られた年金の中で生活する生き方に不満はない。
日々生活できていることがありがたいと感じているからだ。
しかし「こういった生き方は自分の強みと言えるのだろうか?」 と考えてみた。
「毎日が変わりない日々の繰り返し」は自分の強みなのか
これは自分の強みなのかも知れない。
なぜ「毎日が変わらない日々の繰り返し」が強みと言えるのか?
変化を恐れず、安定した生活を送ることで、精神的な安定を保つことができる強さを持つことができたと言える。不安定な状況に巻き込まれても、動揺せず冷静に対処できる可能性が高くなった。
このように毎日同じような生活を続けるには、自己管理能力が求められるので、時間の使い方や体調管理など、自分自身を律する力が備わってきたのかも知れない。
変化に乏しい毎日でも、根気強く続けることができる忍耐強さは、どんな困難な状況にも立ち向かう力となるはず。
長期的な目標に向かって努力を続けることができる可能性も高くなった。
物質的な豊かさよりも、心の豊かさを大切にする生き方を実践できるようになり、限られた資源の中で、最大限に幸せを見つけることができるようになった気がする。
老後の一人暮らしと日々の過ごし方について
70歳からの新しい生活に備えてきたわけではないが、5年以上も「毎日が変わりない日々の繰り返し」を続けていても、今のところ特に問題はない。
寂しいとか暇すぎることに慣れてしまうと、まるで野良猫のような生き方にも見える。野良猫はどこかに宿を持っているだろうし、自由気ままそうにも感じる。
そして野良猫は「ほとんど毎日が変わりない日々の繰り返し」をしている。
しかし、人間が野良猫と違うのは、人間にはお金が必要だということ。お金がないとどうにもならないのが人間の世界なのだ。
しかし、年金とわずかな収入があって、毎月生活できるなら「ほとんど毎日が変わりない日々の繰り返し」も贅沢なのかも知れない。
朝、昼、晩と何とか食事ができるし、テレビも見放題、外に出て街を歩いていればお金もかからないし、観光気分で散策すればそれもまた楽しい。
老後の一人暮らしは心の持ち方が大切なのだ。
もし、まだ「ほぼ毎日が変わりない日々の繰り返し」だと気づけなくても、いずれ気づく時が来るだろう。
その時まで、精一杯楽しんで悔いのない生き方をするといい。
まとめ
「ほぼ毎日が変わらない日々の繰り返し」は、決して無駄な時間ではない。むしろ、この経験が70代を生きる力になると思っている。
この強みを活かして、これからも自由に生きる一人暮らしとして、充実した日々を送っていくつもりだ。
もし、「ほぼ毎日が変わらない日々の繰り返し」は嫌だとか耐えられないというなら、いくらでも変えられる。
何も考えなければ「毎日が変わらない日々の繰り返し」となってしまうのだから、考え方を変えればいいだけだ。
人間にはそうすることができる。
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