年金だけじゃ足りない?70代一人暮らしの私が毎月楽しく暮らす3つの理由

「年金だけじゃ足りない……」
テレビのニュースやネットの記事で、毎日のように見かけるこの言葉。将来への不安に胸をざわつかせている方も多いのではないでしょうか。
ちょっと待ってください。ここで少し、私の話をさせてください。
私は現在、70代。気ままな一人暮らしをしています。収入の柱は年金です。
そんな私から、まずは正直にお伝えします。
「はい、本当に足りません。毎月しっかり足りないです!」
綺麗ごとを言うつもりはありません。現実は甘くないですし、毎月の家計簿を見るたびに「あと少しあればなぁ」と思うのが本音です。
でも、声を大にして言いたいのは、「私は一歩も破綻していないし、毎日をめちゃくちゃ楽しく暮らしている」ということです。
毎月足りないのに、なぜ心穏やかに、笑顔で暮らせているのか。理由は、次の3つしかありません。
① 固定費を「これでもか」と全部見直した
「足りない」を解決するために、まず手をつけたのが固定費の削減です。食費や娯楽費を削ると心が貧しくなりますが、固定費は一度見直せば、その後はずっと自動的に節約が続きます。
スマホ代: 大手キャリアから格安SIMに乗り換えました。最初は「手続きが難しそう」と身構えましたが、やってみれば案外簡単。毎月数千円浮いたのは大きいです。
保険: 「もしものため」と昔から入りっぱなしだった生命保険や医療保険を、今の年齢と一人暮らしの身の丈に合わせてミニマムに見直しました。
サブスク: なんとなく契約していた動画配信サービスや、使っていない有料サービスを全て解約しました。
これらを徹底したことで、毎月の「最低限生きていくためのコスト」が劇的に下がりました。足りないなりに、逃げ道をしっかり作ったわけです。
② 「今」使うお金を優先した(動けるうちが花!)
私たちはどうしても「将来の不安」のために、お金を貯め込みがちです。でも、70代になって痛感するのは、「元気なうちに動ける価値」の大きさです。
あと10年、20年経ったとき、どんなにお金があっても、足腰が立たなくなっていたら旅行にも行けません。美味しいものを食べに行く元気もなくなっているかもしれません。
だから私は、未来への過度な貯金はやめました。
「今、一番若いこの瞬間に、やりたいことに命(お金)を使う」
美味しいを楽しむ、近場でもいいからでかける、興味のあることに挑戦する。動けるうちに、今を豊かにするためにお金を使う。これが、一番コストパフォーマンスの高いお金の使い方だと確信しています。
③ 「足りない」を受け入れた(みんな一緒、だから工夫する)
最後の理由は、心の持ちようです。「年金が足りない」と悩むのをやめました。なぜなら、足りないのは私だけじゃないからです。
日本の多くのシニアが、同じように「足りないなぁ」と思いながら生きています。みんな一緒です。そう割り切ってしまったら、なんだか急に心が軽くなりました。
「足りないから不幸」なのではありません。「足りないから、どうやって工夫して楽しもうか」と考える。そのプロセス自体が、実はシニアの特権であり、頭の体操であり、日々のスパイスになります。
100円ショップの便利グッズで部屋を快適にしてみる。
図書館で最高の1冊を見つけてくる。
旬の安い食材で、とびきり美味しい一品を作ってみる。
お金をかけなくても、工夫次第で毎日はいくらでも面白くなります。
最後に:不安に振り回されないで
「年金だけじゃ足りない」という言葉は、ただの事実です。でも、それが=(イコール)「不幸せな老後」を意味するわけではありません。
固定費を絞り、今を全力で楽しみ、足りない現実を工夫というゲームに変えてしまう。
70代、一人暮らし。
毎月お金は足りませんが、私は今日も、自分の暮らしが愛おしくてたまらないのです。あなたも、一歩踏み出して、自分だけの「楽しい工夫」を始めてみませんか?
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