夫たちの言い分「気を使っているんだよ」という切ない主張

前回の記事に対し、旦那様方からいくつかの「弁明」をいただきました。
「別に丸投げしたわけじゃない。妻の料理に全幅の信頼を置いているから、何が出てきても嬉しいんだ」
「下手にリクエストして『それは面倒だ』と角が立つのを避けたい。だから譲歩しての『何でもいい』なんだ」
なるほど、そこには旦那様なりの「配慮」という名のカーテンが引かれているようです。
「君のセンスなら安心だ」という甘えの正体
ですが、ここが難しいところ。旦那様が「信頼」と呼ぶその態度は、受け取る奥様側からすれば「無関心」という名の重荷にすり替わってしまいます。
奥様が求めているのは、料理の「評価」ではなく、献立を絞り出すための「伴走」なのです。
妻が求めているのは「答え」ではなく「共犯者」である
奥様が「何がいい?」と聞く時、それはレシピを知りたいのではありません。
「今日という日をどう締めくくるか、一緒に悩んでほしい」というサインです。
独り身の私が思う、一番「粋」な回答例
もし私が、今でも誰かと食卓を囲んでいたなら、こう答えるでしょう。
「肉にするか、魚にするか、一緒に冷蔵庫を見て決めようか?」
あるいは、「今日は雨だったから、温かいものが食べたいね」と。
「何でもいい」と突き放すのではなく、判断の材料を一つ投げ入れる。
それだけで、奥様は「一人で戦っているわけじゃないんだ」と、心の雨が上がるのです。
静かな食卓と、騒がしい愛着
一人、年金9万円の暮らしで、誰に文句を言われることもなく自分の食べたいものを食べる生活。それは確かに至福です。
ですが、旦那様方の「言い訳」を聞いていると、そこにはまだ、互いに期待し、すれ違い、それでも同じ鍋を囲もうとする「人間味あふれる騒がしさ」を感じて、少しだけ羨ましくなることもあります。
せめて「美味しい」を言葉のデザートに
言い訳を重ねるくらいなら、目の前の食事を「今日も美味しいね」と、奥様が照れるほど褒めちぎってみてはいかがでしょうか。
「何でもいい」という暗号の解読に疲れた奥様の心を癒すのは、立派な言い訳ではなく、最後の一口を飲み干した時の、旦那様の満面の笑みなのですから。
さて、全国の旦那様。次に「何がいい?」と聞かれたら、どう答える準備ができていますか?
そして奥様。どんな返答があれば、今夜の食卓に平和が訪れるでしょうか。
ぜひ、皆さんの「理想のやり取り」をコメント欄で教えてくださいね。
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