印刷の現場で「版下」を切り貼りしていた職人たちが、ある日突然、パソコンという黒い箱にその座を奪われたあの日。あの時の絶望は、今でも鮮明に思い出せます。
それから15年後。私はパソコンに職を奪われた側から、パソコンを武器に生きる側に回り、そして今、AIという新たな波に直面しています。
歴史は繰り返すと言いますが、それは単なる「衰退」の物語ではありません。
25年前に職を失った私だからこそ言える、テクノロジーの波を乗りこなし、生き残るための「思考の転換」についてお話しします。

AIに仕事を奪われる?かつてパソコンで職を失った私が、今あえて「AIを相棒にする」理由
45歳、印刷業界のデジタル化の波に飲み込まれ、私は職を失いました。
自分の手が覚えていた「写植」や「版下作り」という技術が、一夜にして無価値になる。
あの時の喪失感は、人生を根底から揺るがしました。
それから15年。私はパソコンを使って生活し、無事60代を乗り切りました。
70代の今ではAIを使いYouTubeで投稿できるまでになったのです。
職を奪われたあの日、私が手放せなかったもの
パソコンの普及は、当時の私にとって「敵」でした。しかし、職を転々とし、50代で無職になった時、私は気づきました。
変化に抵抗し続けることが、一番の損であることに。
かつて印刷の世界で学んだ「美しい配置へのこだわり」や「細部への情熱」は、ホームページ作りという形を変えて、私の中で生き続けました。
消えたのは「やり方」だけであり、「培った感性」は消えていなかったのです。
ネットで稼ぐという「時代のバトン」
パソコンの普及は、かつての私から「写真植字」「版下作り」という生業を奪いました。
しかし、それから15年。失意のどん底にあった私に、別の顔をしたパソコンが再びチャンスを運んできました。
インターネット環境の急速な整備は、かつては一部の技術者だけが持っていた「情報を発信する力」を、私たち一般市民の手に委ねました。
この環境変化こそが、第二の人生の扉を開く鍵でした。
私はパソコンを使って自らホームページを立ち上げ、そこにGoogle AdSense広告を載せることで、組織に頼らず個人の力で収益を得るという新たな仕組みに出会ったのです。
時代の波に気づけるか、気づけないか。そして、気づいた後に孤独や困難を乗り越えて継続できるか。
そこには確かに、簡単には超えられない高い壁があります。しかし、テクノロジーという波は、誰にでも平等に押し寄せてきます。
パソコンとインターネットという「最強のインフラ」を、ただ眺めるだけで終わらせるのか、それとも自らの人生を乗せるための乗り物にするのか。
15年前の私には分からなかった「時代のバトン」を、今ようやくしっかりと握りしめることができたと感じています。
AIは「敵」ではなく、一番の「攻略パートナー」
今、再びAIという巨大な波が来ています。
ブログや動画制作の難易度は上がりましたが、同時にAIの助けを借りることで、かつて数日かかっていた作業が数時間で終わるようになりました。
私がYouTubeの収益化条件を半年でクリアできたのも、AIという「最強の相棒」を味方につけたからです。
AIがなければ、70代の私が動画の世界に飛び込む勇気など持てなかったでしょう。
AIは仕事を奪う存在ではなく、私たちの能力を底上げしてくれる「魔法の杖」なのです。

YouTube収益は月1,500円程度でも自力で掘り出した『最初の金塊』
正直に白状すれば、今の私のYouTube収益は月1,500円程度です。世間から見れば『たったそれだけ?』と笑われてしまうような金額かもしれません。
でも、この1,500円という数字を眺める時、私の胸は震えるような達成感で満たされます。
なぜなら、これはどこかの企業から振り込まれた給料ではなく、私という個人が、自分の頭で考え、AIという新しい道具を操り、自力でこの世界の荒野から掘り出した『最初の金塊』だからです。
個人が組織の看板なしに、ゼロから一円を生み出す。その壁を越えることが、どれほど途方もなく難しいことか。
一度でも自分で稼ごうとした人なら、誰もが身に染みて分かるはずです。
YouTubeの収益は未来への確かな灯火
今は1,500円のこの収益も、私にとっては未来への確かな灯火です。
パソコンで職を失ったあの日、暗闇の中にいた私が、15年経ってようやく手にした、あの時の灯火と同じです。
これさえあれば、私はどこまでも歩いていける。そう確信できるからこそ、この先に広がる未来には、絶望ではなく、胸が躍るような夢があるのです。
世間では「AIが仕事を奪う」と悲観論が渦巻いています。しかし、私は確信しています。
AIによって古い仕事が消えても、そこには必ず、新しい、もっと便利な「稼ぎ方」が用意されているのだと。
壁を乗り越える力は、AI時代にこそ必要
もちろん、お金を稼ぐのはいつだって大変です。YouTubeの登録者1,000人という壁は、誰にとっても高い。
でも、過去にパソコンの波で一度職を失い、それでも立ち上がった私たちには、「ゼロから始める力」が備わっています。
テクノロジーの進化は速い。けれど、それ以上に速く進化する「自分の適応力」を信じてみませんか?
結論:変化を恐れるより、道具を愛する生き方を
かつて印刷現場で使った道具を愛したように、今はAIという最新の道具を愛しています。
仕事が変わっても、私たちが「何かを創り出すこと」を愛する限り、生きる道は必ずあります。
AIによって職を失うかもしれない。でも、その時はまた新しい「もっと便利な方法」が見つかるはずです。変化し続ける世界を、面白がって生きていきましょう。
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