親が壊れていく現実が目の前で起きている!
親の笑顔を見たのはいつだっただろうか?
親が壊れていく介護の現実といっても様々な状況があり、人それぞれに悩みは違う。
しかし、親の介護でストレスを感じることは共通している悩みだ。
もし、あなたが親と暮らしているとしたら、「老いと闘う壊れていく親の姿」をいずれ目にすることになるだろう。
体力的にも精神的にも元気だった親が、壊れていく現実を目の当たりにすると、予想を超えた衝撃が脳みそにストレスとなって蓄積される。
人間の老いとはこういうものと受け入れても、親を介護するストレスが脳を悩ませてくる。
親が壊れていく現実を何度も目の当たりにした時、壊れていく現実を理解し寄り添えなければ、ストレスがたまるばかりで、介護ストレスが100%を超えてしまうだろう。
親が壊れていく現実を理解し寄り添うのは簡単なことではない。
親が子供に伝える最後の教えは老いと闘うつらい姿?
親が子供に伝える最後の教えが「老いと闘うつらくてみじめな姿」だとしたら、いつ終わるかわからないその試練に耐えられるのだろうか。
介護は足の衰えから始まったが、押し車を押してなら歩けた。
しかし、次第に歩くこと自体がおっくうになってしまい、昼間は座っている時間や寝ている時間が長くなってくる。
老いが迫っていることに気付けても、老いという現実を目撃するまでは、その大変さに気付けないかも知れない。
親が壊れていく現実が迫ってくる
昼間寝ている時間が増えて、昼夜逆転する生活が始まった!
夜は数時間寝ると目を覚まし騒ぎ出す。
理由を聞くと寂しいらしいが、夜中に何度も何度も起こされるのはつらい。
そんな親を無視して寝て居ると、布団を抜け出して、はい回りながらそばに来て布団を引っ張ってくる。
とても落ち着いて寝て居られない。
親が壊れても怒ってはいけない
時々奇声を発する親に「うるさいから静かにしろ」と言うと、しばらくは収まるがまたすぐに騒ぎ出す。
夜中でもあるし、うるさいので何度も注意するが、起きてくれることを楽しんでいるとしか思えない。
無視していると、名前を呼んで足をバタバタさせ騒ぎながら奇声を発し続ける。
こういった感じで一晩中騒ぐため、眠れない夜が朝まで続くとしたら、あなたの精神は耐えられるだろうか。
怒れば起こるほど興奮するので、怒って解決しようとしてはいけない。
常に寄り添う気持ちが大切なのだが、眠れない状況で冷静でいるのはつらいのだ。
朝になって周りが明るくなって、少しの時間眠りについて目覚めると、夜の出来事が嘘だったかのように「悪く思うな」と言いながら、笑顔が見られると救われる。
そして、また一日が始まる。
親が壊れていく現実を目の当たりにした
日中は食事をする時が大変だ!
普段はスプーンを使って自分で食べるが、寝覚めが悪いときは目を見開いて顔が怒っている感じだ。
食事のときに目の前にある食べ物を手で握って口に入れたり、茶碗をひっくり返す。
この行動を初めて目にした時、あなたはどんな思いをするだろう。
まともに食事もできないまま、しばらく居眠りをして目を覚ますと、食事をしたことも忘れている。
食事、睡眠、薬、入れ歯、入浴、トイレ、精神面、体力、健康の問題などで、親が壊れていく現実を目の当たりにすることが増えてきた。
いつの日か、わが身に降りかかる問題だということを忘れてはいけない。
親が壊れていく現実【まとめ】
親が壊れていく現実を目の当たりにした時でも、数少ないが時々見せる笑顔に救われる。
親が壊れていく現実を理解し寄り添うには、親に感謝する気持ちを忘れてはいけない。
しかし、親が壊れていく現実に日々直面すると、長生きすることが怖くなってしまう。
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