買い物をした時に渡される領収書(レシート)をどうしていますか?
私は家計簿に記入したら領収書(レシート)は捨てていました。
領収書(レシート)は日々の買い物の記録として保存しているとしても、ほぼごみのようなものですが、このレシートにも価値があるらしいのです。
ワンファイナンシャルが6月12日に公開した「ONE」サービスをご存知でしょうか?
どんな領収書(レシート)でも1枚10円で買い取ってくれるというものです。
領収書(レシート)が1枚10円になる
どういった仕組みかと言うと、ONEはユーザーから「領収書(レシート)という形をした決済データ」を買い取り、そのデータを手に入れたい企業に販売していくらしいのです。
個人の消費傾向を把握して、それぞれに最適な提案をすることがお金になる時代ですから、こういったこともあります。
だからこそ「誰が、どのような商品を買っているのか。そしてその商品とともに何を買っているか」といった購買データに価値があるということなのでしょう。
スポンサードリンク
アプリから領収書(レシート)の写真を撮影するだけで1枚10円
ONEの機能はシンプルですから、ユーザーはアプリから領収書(レシート)の写真を撮影するだけです。
そうするだけで、どんな領収書(レシート)も1枚10円に変わります。
(アプリ内のウォレットに10円の振込)
ユーザー1人が1日に撮影できる領収書(レシート)は10枚までの決まりがあります。
アプリ内に貯まったお金は300円から出金できるそうで、メガバンクを始め国内ほぼ全ての民間金融機関に対応していて利用料等はかからず、出金時の手数料200円はユーザーが負担しなければなりません。
ここまでは領収書(レシート)が、お金になる話ですが、1枚10円領収書(レシート)現金化アプリは開始16時間で約24万買い取り達成したようですが、現在はサービス一時停止中となっているということです。
領収書(レシート)の写真1枚10円のリスクは?
1枚10円という話に乗って、個人情報を売るわけですからそれなりにリスクはあると思っています。
領収書(レシート)だけなら、名前もないので1枚10円なら美味しい話でしょう。
しかし出金時に個人の名前が必要ということですから、個人の趣味や嗜好なども分かって金銭感覚や消費傾向までもが、起業に売られるということも承知して、1枚10円で領収書(レシート)をお金に変えるということになります。
出金時には本人確認が必要になるため、ONEの運営側から見ればこのタイミングで大まかな属性データが取得できる。これを送られてきた領収書(レシート)のデータと合わせて、決済データが欲しい企業へ提供していく仕組みだ。
現在は本人確認が混み合っており、確認までに最長1カ月ほどかかる見込みとのことです。
もう何年も領収書はもらっていたのに、領収書に価値があることに気づけませんでした。
こういった点に着目したところが素晴らしいと思っています。
多くの人にとって領収書(レシート)は、価値のないものから価値があるものへと変わっていくようです。
スーパーなどで買い物をするたびに、ポイントを貰っていますが、私たちの好みなどがデータベース化されて、お店の情報に利用されています。
この領収書(レシート)1枚10円買取は、その他の起業にとっても欲しい情報になって、規模が広がったということでしょうか。
パソコンを利用していると、自分の趣味嗜好に関連した広告が表示されるように、領収書(レシート)1枚10円で売れば、スマホに自分の趣味嗜好にあったクーポンが届くのも必然ですね。
関連記事:
家にいながら毎日100円稼ぐ方法があったので応用してください