人生を振り返ると、「やっておけば良かった」「知っておけば良かった」と思うこともあるでしょう。
後悔しない人生を送るための3つの取り組み
還暦を迎えた時、わたしは人生の時間の速さに驚きを感じていました。そして、もうすぐ70代を迎えようとしています。
多くの人が、「光陰矢のごとし」と感じるように、あっという間に50代、60代まで来てしまったのではないでしょうか。
過ぎた人生を振り返ると、後悔もいくつかあります。
老後を迎えて自分の過去を振り返ると、「やっておけば良かった」と感じることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、わたし自身の経験を踏まえ、60代になって後悔する代表的な3つのことと、未来を変えるためのヒントをご紹介します。
1. 年金についてもっと知っておけば良かった
若い頃は、老後の年金について関心を持つ人が少ないものです。
わたしもその一人で、老齢年金の仕組みについて興味を持ち始めたのは、50歳前後になってからでした。
しかし、知識不足のまま過ごしたために、60代になって年金に関する後悔が始まりました。
例えば、国民年金を納めない期間があったため、もらえる年金額が減ってしまったことです。
年金は老後の生活を支える重要な柱です。若い頃から年金制度についてしっかりと理解し、将来に備えることが大切です。
2. 資産運用についてもっと勉強しておけば良かった
若いうちに知っておけば良かったことの一つは、「資産運用に関する知識」です。
わたしは株に興味があったものの、具体的な知識や経験がなかったため、資産運用に踏み出すことができませんでした。
手持ち資金の運用方法をもっと知っていれば、老後の生活にもっと余裕があったかもしれません。
近年は、iDeCoやNISAなど、個人向けの資産運用制度が充実しています。
若い頃からこれらの制度を活用し、コツコツと資産を積み上げていくことが大切です。
3. 副業をしておけば良かった
若いうちにやっておけば良かったことは「副業」です。
わたしは、パソコンとインターネット環境が整っていたにもかかわらず、副業に挑戦しませんでした。
失業して無職生活を送っていた当時、年金だけでは暮らせないことは分かっていましたが、具体的な行動を起こすことができなかったのです。
しかし、50代で失業して再就職ができなかった時、副業をしておけば働き方も変わっていたでしょう。
60代になって年金生活を送る中で、副業の可能性を改めて感じたのです。
副業は、年金収入の不足分を補ったり、新たなスキルを身につけたりするなど、さまざまなメリットがあります。
本業で収入が安定しているうちから、副業として始めることが将来につながるでしょう。
年金だけでは生活が苦しい場合は、副業を検討してみるのも良いでしょう。
パソコンやインターネットを使った副業であれば、自宅で取り組むことも可能です。
60代は、これまでの人生経験を活かして、新しいことに挑戦するのに最適な時期でもあります。
自分自身を価値ある存在にする「やっておいて良かったこと」
40代以降の再就職の難しさ。そして非正規雇用で働く中で、ふと気づいた「労働」の本質とでもいうのでしょうか。
それは、単にお金を得るための手段ではなく、将来の自分自身への投資であるという考え方です。
50代で非正規雇用を解雇され、再び人生の岐路に立たされた私は、この「資産になる労働」という考え方を軸に、自らの再起を模索しました。
なぜかというと、資産にならない労働を続けると、「80歳くらいまで、休まず労働」が見えていたからです。
そしてたどり着いたのが、インターネットを活用した情報発信、つまりホームページ作りをやっておいて良かったということでした。
1. 資産になる労働をやっておいて良かった
単なる収入手段ではなく、将来の自分自身の価値を高め、より良い人生を送るための基盤となるのが、「資産になる労働」です。
それは、将来のキャリアアップ、収入向上、自己成長、社会貢献など、様々な側面においてメリットをもたらします。
65歳を過ぎた時には、資産になる労働をやっておいて良かったと、心から思えたのです。
スキルや経験を磨ける労働
将来的に需要が高く、高収入を得られるスキルや経験を習得できる仕事は、将来の安定と豊かな生活を実現するための重要な投資となります。
常に新しい知識や技術を学び、スキルアップを意識することで、自身の価値を高め、市場での競争力を強化することができます。
さらに、自分の強みや個性を活かせる仕事は、モチベーションを高め、より高いパフォーマンスを発揮できる環境を提供します。
人脈を広げられる労働
将来的に役立つ人脈を築ける仕事は、新たな仕事の機会や情報を得るだけでなく、自身の視野を広げ、成長を促進する貴重な機会となります。
様々な人と交流し、コミュニケーション能力を向上させることで、人間関係の構築や協働的な仕事にも役立ちます。
信頼関係を築き、共に働くことで、より大きな成果を生み出すことができるでしょう。
自分の可能性を広げられる労働
新しいことに挑戦し、視野を広げられる仕事は、潜在能力を引き出し、自分自身の可能性を発見するきっかけとなります。
様々な経験を通して成長を実感することで、自信と自己肯定感を高め、より積極的な人生を送ることができるようになります。
創造性や問題解決能力を養える仕事は、変化の激しい現代社会において、より柔軟に対応し、活躍できる力を与えてくれます。
資産形成につながる労働
収入の一部を貯蓄し、資産形成に活かせる仕事は、将来への不安を軽減し、経済的な安定を実現するための重要な要素です。
投資や副業など、将来に向けて資産を増やす方法を学べる仕事は、将来の選択肢を広げ、より豊かな生活を実現するための基盤となります。
金融リテラシーを高め、お金を賢く使うことで、将来の不安を軽減し、より安心した生活を送ることができます。
これらの要素を満たす「資産になる労働」は、単なる一時的な仕事ではなく、将来の自分自身への投資であり、より良い人生を送るための重要な鍵となります。
50代でやっておいて良かったこと
50代で非正規雇用を解雇された私は、再就職の難しさに直面したことがあります。
しかし、そんな状況下でも、将来への希望を捨てずに、自分自身を価値ある存在にするためにできることを模索し続けました。
そしてたどり着いたのが、インターネットを活用した情報発信、つまりホームページ作りとの出会いがあったのです。
当時、私はパソコンの知識は少しあったので、一念発起してホームページ作りの勉強を始めました。
そして独学でホームページ制作スキルを習得し、自分の経験や知識を活かした情報発信を開始したのです。
やっておいて良かった:ホームページ作りで得られた3つの成果
ホームページ作りを通して、私は以下の3つの成果を得ることができました。
1. スキルアップ:
独学でホームページ制作スキルを習得することで、新しい知識や技術を学び、常にスキルアップを意識するようになりました。
2. 可能性の拡大:
ホームページ作りを通して、自分の潜在能力を引き出し、新たな可能性を発見することができました。
3. 資産形成:
ホームページを活用したアフィリエイトや広告収入により、収入の柱を増やすことができました。
60代で実感する「やっておけば良かった」の重要性
40代、50代で経験した非正規での労働と失業を通し、60代を過ごした今、私は改めて「資産になる労働」の重要性を強く感じています。
年齢を重ねるにつれて、体力や気力は衰えていくものです。
しかし、資産になる労働を通して得たスキルや経験は、年齢に関係なく、自分自身の価値を高め、より良い人生を送るための強力な武器となります。
わたしはパソコンとインターネット環境があるおかげで、70代もホームページ作りができそうです。
まとめ:未来への投資として「やっておけば良かった」こと
60代になって後悔することは人それぞれですが、年金、資産運用、副業は多くの人が共通して後悔するポイントです。
後悔しない人生を送るために、ぜひこれらの取り組みを参考にしてみてください。
これらの後悔をしないためには、若い頃から将来を見据えて行動することが大切だと気づきました。
長生きできると言われる現代において、60代は新たな挑戦を始めるのに決して遅すぎる年齢ではありません。
失業や年齢という壁に直面しても、希望を捨てずに、積極的に行動することで、自分自身を価値ある存在にすることができます。
ぜひ「やっておけば良かった」「知っておけば良かった」「やっておいて良かった」という考え方を参考に、将来への投資として、自分自身の可能性を広げてください。
関連記事:
- 61歳ニート、年金生活を支える秘密兵器は「タダ働き」!?
- 60代一人暮らし生きがいやりがいを求めネットで稼ぐ研究を10年
- 資産運用シミュレーションで新NISAの投資を疑似体験
- 70歳からでも間に合う!新NISAで投資体験を始める感想と考え方
ビッグ友老後100まで!ホームへ戻る