60代で貯金なしでも老後貧乏に陥らない考え方
60代で貯金もないとしたら、考え方を変えることです。
60代で貯金がない不安を解消する方法として、年金を貯金するという考え方はどうでしょう。
60代で仕事をして貯金する難しさや年金を貯金するメリットなどを紹介しました。
年金を貯金することで、老後貧乏に陥る可能性を減らすことができると思うのです。
1. 貯金がない不安を軽減する
60代になって貯金がないことは、誰にとっても不安なことは間違いありません。
お金がないと、過ぎたことへの後悔や、これからどうやって生きていけばいいのか、といった悩みが大きくなってきます。
しかし、仕事をして収入があれば、それほど悩まなくて済むでしょう。
つまり、「お金がない」とか、ある程度の「まとまったお金がない」というのが悩みの種なのです。
そこで、60代からの資産運用のノウハウではなく、60代からできるお金の貯め方についての考え方が大切だと思っています。
2. 年金を貯金する
わたしも60歳で貯金がなくなりそうになり、老後貧乏を意識したことがありました。
しかし、61歳から年金をもらって老後貧乏の意識をやわらげることができたのです。
厚生年金と国民年金を4年繰り上げて、9万円ほどもらえましたから、家賃を払って残りで生活することもできました。
しかし、貯金がないと年金だけで生活していくことは難しいし、とにかく老後が不安になるのです。
そこで仕事をして収入を得ようとするのですが、60代だとライバルも多くて思うような仕事に着けません。
そうなると人の嫌がるような仕事を我慢してやるわけですが、給料がたくさんもらえるわけでもなく、生活するだけで精一杯。
「年金を受給したじゃないか」と思われるでしょうが、ある程度まとまった貯金を作るという意味で、年金を早く受給するのです。
働いているのに年金を使って生活したのでは、繰り上げ受給の意味がなくなります。
それに働いているのに、貯金できないというのでは老後も心配ですね。
60代で貯金がない人は、年金を貯金しておくという考え方が大切なのです。
3. 65歳まで働ける人なら、年金を貯金する
わたしの場合は、最初の一年間だけ年金を使って生活しましたが、二年目からは収入のみで生活し、年金はほぼ貯金しました。
そうすることによって、65歳までの3年間で300万円が貯まり、「もし今無収入になっても何とかなる」という気持ちになって、心にも余裕ができたのです。
老後のことを考えたら、60代はできるだけ仕事をして、年金は65歳からもらった方がいいことは分かっています。
しかし、65歳で年金をもらっても貯金なしの老後はどうなるか分かりません。
年金を貯金するという考え方は、65歳からでもできますが、65歳以降に仕事があるという保証はないのです。
60代も仕事をして貯金ができるくらいの収入がある人ならばいいのですが、生活するだけで精一杯では困ります。
なぜ困るのかというと貯金ができないからです。
結論:
60代で元気なうちは仕事をして、とにかくまとまった貯金を作ることが老後貧乏を避けることだと思います。
60代で仕事をする際には、リタイア後の生活や健康状態なども考慮して、無理のない範囲で行うことが大切です。
まとめ
60代で貯金がない人は、老後貧乏を避けるために、年金を貯金し、仕事をして収入を得ることが大切です。
仕事の給料だけでは、生活するだけで精一杯になるかもしれません。
しかし、年金を貯金しておけば、そのような状況でも、老後貧乏に陥る可能性を減らすことができます。
60代で貯金がない人は、まずは年金を貯金するという考え方を持ちましょう。
そして、貯金ができるようになったところで、さらに貯金を増やすための方法を検討してみてはいかがでしょうか。
今からでも遅くはありません。まとまった貯金を目指し、まずは、できることから始めることです。
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